まちるどは、mo(マ)ther=ま、child=ちるどの造語。ママと子どもをWサポートするママと子どもの支援室です。


発達障害児の育児は壮絶です。健常児育児の数倍、もしくはそもそも数値で比較できるものではないかもしれません。しかし、発達障害児育児の困難さはあまり知られていないように思います。親のしつけのせい、愛情が足りない、親も変わっているなど、親は助けてもらえるどころか非難されることも多いのです。

発達障害児の親はすでに限界を超えている
発達障害児の子育てに苦しむママは多いです。子どもを愛せない、子どもから離れたい、私の人生は何だったのか、さまざまな葛藤の中でもがいて精一杯仕方なく子育てを続けているのが実情ではないでしょうか。

一番しんどいのは7歳ぐらいまで
ひどい癇癪、言葉が通じない、行動を止められない、特に子どもが7歳ぐらいになるまでが非常にしんどいです。子どもの発達がまだ未熟でアプローチできることが限られるので、じっとその時期が過ぎ去るのを耐えるしかありません。子どもの行動において矢面に立たされることが多いのもこの時期です。

小学低学年~中学年
子どもが小学校に入ると少し気持ちが楽になります。生活面での自立、社会的ルール、勉強という目標が設定されると親も見える目標に向かって行動を起こしやすくなります。また支援をしてくれる団体や機関も増えるので、小学校低学年から中学年が支援してくれるサポーターを最も見つけやすい時期と言えるでしょう。

小学高学年
小学校高学年になり、勉強の遅れや友達とのトラブルが目に余るようになると、また支援できる人が減ってきます。スクールカウンセラーなど相談できる人が配置される場合もありますが、「いつでも」「無制限」に相談したい親にとっては少し物足りないものと言えます。また特に勉強面となると医師や心理士では支援をするのが難しくなります。医師や心理士はそもそも多忙を極めます。一人に何時間も時間を割くというのは現実的ではありません。しかし、発達支援、学習支援というのは最低でも1回1時間、何年にもわたり伴走していくことが必要です。こういった伴走をしてくれる専門家を見つけるのは至難の業でしょう。
小学校高学年になると勉強面の発達を伸ばすというのは非常に難しくなります。遅れが目立ってきても周囲からの遅れを嫌うという風潮がありますので、学び直し、やり直し、遅れてついていくということに抵抗を示される方がほとんどです。これが許されると子どもの勉強面は劇的に改善するのですが、やはり心のストッパーがかかりどうしても遅れずについていくことを選択、もしくはそれしか考えがないとなると勉強面の改善は難しくなります。

中学生
中学生になると言葉の力がさらに広がるケースが多く、もともと言語力が低い子どもは中学生以降非常に苦労します。目に見えないものを言語だけで理解するという大きな壁が立ちはだかります。教科の内容はもとより、先生の指示、ユーモアに富んだ友達との会話、ニュースなど、内容が理解できないことが増えてきます。そして周囲で話されている言葉がわかるようでわからないというのが自尊心を大きく傷つけます。英語の世界を想像してみてください。言われていることは何となくはわかるけど正確にはわからなくていまいち自信が持てない、このような状況が日常で毎日続くのです。

言語は一生使える武器、心は自分の人生を豊かにする宝
言葉の力は読み書きだけではなく、コミュニケーション、情動のコントロール、計画実行、思いやり、社交性、社会性など人間が生きていく上ですべての基礎となる土台です。そしてその言葉を支えるのは感じる心、動く心、満たされた心です。これらの素地なくしてすべての問題の解決はありません。まちるどでは言葉と心の発達支援とその発達を促す学習スキルトレーニングを行っています。